ポニーテールと守株

お久しぶりです。二外がなんとか耐えそうな者です。テスト期間は受験期なみの集中力で乗り切りました。こんなに必死に勉強したの久しぶりすぎて体も脳みそも疲弊してしまいました。受験生時代はよくもまああんな熱意を持って長期的にがむしゃらに勉強できたものだなあと我ながら感心します。

数学以外あんまり出てなかったので周りにノートを見せてもらいながら教えてもらいながら必死に勉強しました。そんなわけでテスト期間に、大学生活で必要なのは人脈だ、という誰かしらの呟いていた言葉の意味をよくよく噛みしめました。実際周りの助けなしには微積以外とれる単位ありませんでしたからね。英語だって、英語のある日は朝友人に起こしてもらっていましたから。まあ起こしてもらっておきながら単位落としたんですけどね!

 

 

実は今回のブログはタイトルが先に浮かび上がってきてそれに記事を付け加える形になりました。なんでこんなフレーズ思いついたんでしょうね?まあ閃きはなんの前触れもなく突如訪れるってことなんでしょうか。ポアンカレも馬車に乗り込んだその瞬間にフックス関数を見つけたと言われているくらいですからね。…

 

ポニーテールについては、この記事を細書に書き始めていた頃(7月末)にはなんのネタのなかったのですが最近話題ですね。うなじが男子中学生の劣情を誘うとかでポニーテール禁止だそうで。初めこれを取り沙汰した記事読んだとき失笑してしまいました。ぼくは未成年期は分別を身につける期間だと思っているのでその点では何かを禁止することは(殺人など余程のことでない限り)ナンセンスだと考えているからです。思春期その他多感な時期に抑制された感情や衝動が"大人"になってから爆発したらどうするんですか?「気持ち悪い少女アニメオタクにうちの息子はなってほしくないから」と子供の頃から純文学のみを与えられて育った子が、そのまま社会人になって時間とお金に余裕ができ自立した途端にそれら美少女アニメの魅力に気づきハマって所謂いい歳したオタクになってしまうなんてパターンがあるだろうことは想像にかたくないです。旺盛な時期は自制を覚えなくてはならないのでむやみやたらに劣情を誘うものを禁止してはいけないのです。そもそもなんでポニテ禁止やねん!完全に取り決めた大人の趣味でしょ!まあ校則でポニテ禁止に踏み込むような歪んだ性癖をもたないためにもポニテは禁止してはいけませんね。

 

 

守株については、まあ一応これが今回のメインテーマなんですけど、これはぼくが行き詰まったときの方法論の転換として真っ先に考えることです。とかく失敗する人は守株の姿勢をとっていると思いませんか?昔成果の伸びた勉強法や練習法を意固地に守る人、同じミスを繰り返してしまうにも関わらずいつまでも手法を変えない人、過去の成功にしがみつく人、…。株守の人は失敗するというよりかはその対偶、成功する人は手を変え品を変えるといったほうがわかりやすいかもしれません。例えばオリエンタルラジオは、これはぼくの最も好きなコンビのひとつなんですが、結成から今に至る十年余の間ありとあらゆる策を弄して売れつづけています。フツー一斉を風靡したリズムネタ芸人なんて一年そこらで消えて戻ってこないですからね。十年後に最前線で活躍する一発屋って圧巻ですよね。あっちゃんだけに。なんつって。

彼らの最も崇め奉られるべき点はその深い深い自己分析と努力量だと思います。自分たちは何が向いてて何が向いていないのか?これを考えてネタに取り入れる力とそのネタを一所懸命に磨き上げるのがものすごく上手いんじゃないかと尊敬しています。お笑いコンビなのに漫才諦めてますからね。たしかにオリラジの漫才はおもしろくないです。漫才ではなくてあの独特の世界観、あっちゃんを神格化してひたすらかっこつける半ばエキゾチックな雰囲気が自分たちに向いてるって分析して事実その通りにした新ネタはウケてますから。PERFECT HUMANはその集大成だと思ってます。あれ笑わせる気ゼロですからね。それでも一番オリラジらしくて"おもしろい"ネタだとぼくは思います。あとは努力家だってことは本当に強みですよね。ラッスンゴレライのモノマネ相当練習したんでしょうね。リズムとか諸々完璧ですからね。藤森はフルマラソンもやってて三時間切れそうだとか。これ相当速いんですよ。ふつう四時間切れたらかなり喜びますから。中田も慶應ですからね…。

 

 

 

 

 

散々1つの方法に取り憑かれることを批判しておいて、ではあるんですけどもちろん自分と自分のとっているやり方を信じて突き進むこともめちゃくちゃ大事ですよ。コロコロとあれやったりこれやったりしては身につかないですし。転がる石には苔は生えず。つまりは努力は概ね2つのステップを繰り返すことで、ひとつが方法を模索すること、もうひとつはその方法を信じてやり抜くことです。どちらかひとつのステップに留まると失敗します。前者に残っては苔が生じず、後者に留まっては株を守ることになります。まあぼくのこの持論自体もいつか変わるんでしょうけど。

 

 

 

以上です。いまテスト期間と体調不良期間に完全に放置した自室の汚れ乱れがピークなので部屋を掃除します。サヨナラ